わたし的能登ナビ~田舎時間編~
スタッフをしてるNPO田舎時間は、山形県上山のほかに石川県穴水でもしています。以前から行きたかったキリコ祭りに初参加。キリコ(切籠)とは長方形の山車のような御神灯のことです。今回は参加者18名という大所帯で公民館に宿泊して、かなり合宿のノリ。
参加させてもらったキリコ祭りは穴水町岩車地区で五台のキリコがでます。地区によってキリコが分かれていて、わたしは水色のハッピがかわいい4班。海岸でご神体が来るのを待った後、一軒一軒キリコを引いて巡ります。自分達の地区になると、この大きなキリコを担ぐんです。独特の掛け声とリズムのなか、しっかりとキリコを支えます。担ぎ手のひとりとして、前半からがんばって仕事しましたよ。肩や腰の痛みもこのすごいテンションでぜんぜん気になりません(翌日は。。。)最後は神社の急な坂を登ってご奉納。6時間以上にわたる長い夜は、とても忘れられないものになりました。
といっても夜は終わらず、お世話になっているお宅で大宴会。寝たのはam5:00近いのに、am6:00の町内スピーカーでしっかりお目覚め。泊まっている公民館前の広場で、お祭りの片付けをしてる人たちのお手伝い。提灯や電球を片付けながら地元のひととおしゃべりしたり、堤防で海を眺めたり。本当に静かな海を見てると朝からココロが和みます。
昼からはキリコ祭りでお世話になった班の反省会へ。4班は美味しいご馳走とお酒がでてきて宴会です。お母さんのお煮しめやお刺身が本当に美味しい!東京でもなかなか味わうことができません。
午後は奈古司神社へ神輿の奉納に参加したあと、サザエを取ったり、温泉に入ったり。能登の温泉は海水系でタラソテラピー効果抜群。お肌もしっとりです。夜は公民館でまたもや宴会。渚水産さんのお刺身や干物がおいしくて、ビールもお酒もどんどん進みます。この日の夜も長かった。。
最終日は稲穂の脱穀です。お世話になってるお宅で、前の週に収穫してハザに干しておいたものをみんなで脱穀します。ハザから外して→脱穀して→ワラを束ねてと15人以上で連携プレー。みんなでモクモクと作業するってとても楽しいんですよ。
お昼はみんなでおにぎりを食べて、温泉はいって空港へ。飛行機であっという間に東京でした。
地元のお祭りに参加するってなかなかできないことなんです。なにげない海の風景やおしゃべりに癒されて、ふだんの忙しさを忘れることができました。東京にいる以上に飲んだ酒量はハンパないですけど。。。
地震の傷跡ものこる能登半島だけど、本当に楽しい田舎時間でした。受け入れてくださった地元のみなさま、穴水スタッフやメンバーのみなさま、ありがとうございました。
次回は冬に参上します☆
ちゃっかり新聞に載っちゃいました。
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